中島よしお都議の勝利を訴える太田議長(28日、東京・調布市)

公明党の太田昭宏全国議員団会議議長は28日夜、東京都調布市内で開かれた同市と狛江市で構成する党北多摩第3総支部(総支部長=小林市之調布市議)の時局講演会に出席し、「前に進む都政を担えるのは公明党」と述べ、中島よしお都議(都議選予定候補=北多摩3区)の勝利へ、絶大な支援を訴えた。

太田議長は、今後の都政の課題として2020年の東京五輪・パラリンピックの成功に加え、駅のホームドア整備や道路の渋滞解消などが問われていると指摘。

その上で、東京五輪の競技会場を抱える調布・狛江は重要な地域になるとし、「本当に仕事ができる議員に都政を託さなければならない。それが都議会の頭脳、エンジンの中島都議だ」と語った。

一方、太田議長は、「政治は結果」と強調。「実際に都政を前に進めているのが公明党であり、何でも反対で都政の足を引っ張り、実績を横取りするのが共産党だ」と批判した。

中島都議は、共産市政が16年間続いた狛江市では、犯罪発生率が高まり、財政も著しく悪化したと指摘。「これが共産党の本質だ。断じて調布・狛江を任せるわけにはいかない」と力説した。

公明新聞:2017年5月29日付