9割超の駅、段差解消 地下鉄ホームドアも

東京を世界に誇れるバリアフリー先進都市に―。2020年東京五輪・パラリンピックをめざし、都議会公明党は、誰もが安心して生活、移動できる街づくりに全力を注いでいます。

都内の鉄道駅全755駅のうち、9割超の696駅でエレベーター設置などによる段差解消が進んでいます(15年度末)。また、高齢者に好評のノンステップバスの割合は、都営と民営を合わせて9割(都営バスは全車両)に上ります。

居住者の高齢化が進む都営住宅のバリアフリー化では、09~15年度の7年間で約2万5000戸を建て替え、玄関や浴室への手すり設置などの改修も約4万2000戸で実施。都営住宅へのエレベーター整備は約3600基に。

駅ホームでの転落事故を防ぐホームドアの設置も後押し。都営地下鉄4路線106駅のうち、三田線と大江戸線の全65駅で整備が完了。19年度までに新宿線全21駅で整備し、浅草線への導入も進めます。東京メトロでは、丸ノ内線、有楽町線、南北線、副都心線の4路線全駅で設置が完了。銀座線、東西線、半蔵門線の設置工程を前倒しし、整備を加速させています。

公明新聞:2017年5月1日付