本日、東京都議会議員選挙が告示され、7月2日(日)の投票日に向けて決戦の火ぶたが切られます。公明党は、21選挙区で23候補を擁立し、きょうから9日間、全員当選をめざし、死力を尽くして戦ってまいります。

なにとぞ、都民の皆さま、全国の党員、支持者の皆さまの力強いご支持、ご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

東京は、1300万人を超す都民が暮らす生活の場であり、その政策は全国の自治体や国にも影響が及んでいきます。このため、東京都議選は首都・東京の未来だけでなく、日本の将来の方向性をも左右する重要な選挙戦であることは間違いありません。

公明党が東京都議会に進出して半世紀余、この間、都議会公明党は「都民党」として全国の自治体の模範となる政策を実現し、都政発展の原動力になってきました。かつて、「伏魔殿」といわれた都政の腐敗を一掃し、東京の福祉、教育、医療などを質的にも量的にも全国トップを誇る水準に押し上げました。また、徹底した行政改革やムダ削減をリードし、都財政の健全化を進めたのも公明党です。

都政は有権者が知事と議会を選ぶ二元代表制です。今回の東京都議選は、都民の期待を担って誕生し、都政改革を進める小池都知事と「車の両輪」として、時には政策を競い合い、安定した都政運営を担うことができる政党はどこか、政治家はだれかを選ぶ選挙です。それは、小池都知事が「都政の頭脳」として強い期待を寄せ、確かな経験と抜群の実績を持つ公明党をおいてほかにはありません。公明党は、既に小池都知事が率いる都民ファーストの会と政策合意を結び、政策実現のため選挙協力も決めています。

都民の皆さま! 全国の党員、支持者の皆さま!

2人の都知事が「政治とカネ」の問題で辞任し、豊洲市場移転問題で多額の追加支出を余儀なくされる事態を受け、都民の信頼を回復するため都議会公明党は真っ先に議員報酬の20%削減など「身を切る改革」を提唱し、他党との合意形成役を担い、全会一致で成立させました。教育費の負担を軽減するため、私立高校の授業料の実質無償化も小池都知事と協議の末、実現に至りました。昨年秋に掲げた両政策は今年4月から始まっています。このスピード感あふれる政策実現力が公明党の真骨頂です。

都議選史上かつてない大激戦の中、公明党23候補の情勢は大変に厳しいものがありますが、公明党は断じて負けるわけにはいきません。公明党が全員当選し、都政の舵取りを担ってこそ、都民の希望を叶える「東京改革」は成し遂げられます。五輪のホストシティーにふさわしい国際都市の建設も進みます。どうか、最後の最後まで公明党に絶大なるご支援を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。

2017年6月23日   公明党

公明新聞:2017年6月23日付