都防災会議に女性委員を登用 中島都議が力説

党北多摩第3総支部女性部主催のフォーラムは2月24日、東京都調布市の「市文化会館たづくり」で開催されました。約500人が参加したフォーラムには中島よしお都議(都議選予定候補=北多摩3区)が駆け付け、あいさつしました。

中島都議は都の2017年度予算案に「女性視点の防災ブック」作成が盛り込まれたことに言及。「都防災会議に女性委員を登用するなど、公明党が女性の視点を生かした防災対策をリードしてきた」と語りました。また、議員報酬の20%削減など成立したことに触れ、「都議会公明党が改革をリードした」と訴えました。

これに先立ち、「命をつなぐお片づけ&備蓄」と題する講演が行われました。この中で講師は、各家庭での防災備蓄が進まない原因として、家の中に不要な物が多く、備蓄を置く場所が確保できなくなっていると指摘。「1年以上使っていない物」に付箋などで印を付けることで、不要かどうかを判断する方法を紹介しました。

また、東日本大震災の発生時に、混乱する避難所で親子が1週間出会えなかった事例を取り上げ、「体育館の舞台にある幕の右側」など、避難所のどこにいるかを事前に決めておくことが大切だと訴えました。

◎普段から意識高める 歌丸香さん

講演を聞き、「1年以上使っていない物を処分する」ということを早速実践しようと思いました。また、普段、食べているものを使いながら備蓄する「ローリングストック法」も大変参考になりました。

以前、防災用品を点検したときに、使えなくなっている物がたくさんあり、普段から意識していくことが大切だと感じました。一緒に参加した友人も「参考になった」と喜んでいました。

公明新聞:2017年3月7日付