東京都庁舎
皆さん、こんにちは! 中島よしおです。
現在、小池知事のもと「都政改革」が大きなテーマになっていますが、公明党は一貫して改革の先頭に立ってきました。その具体的な取り組みを随時、紹介します。
私が都議会議員になったころ、東京都は毎年1000億円の赤字を増やしており、財政破綻の危機にありました。さまざまな点で無駄も多く、私は行政改革に取り組みました。
当時、東京都が出資し、都の仕事を補完する監理団体(外郭団体)は、1980年代末から90年代にかけて急激に増加し、都政を圧迫していたのです。私は監理団体の整理・統合を一貫して主張。しかし、都の役人からは激しい抵抗に遭いました。それでも誠実に粘り強く、交渉を進めた結果、都も団体の見直しを開始。ピーク時に72団体だったのが、半分以下の33団体に減らし、年間2200億円の経費削減を成し遂げたのです。
また、これらの団体に対しては、「都庁幹部の天下りの温床になっている」「役員報酬や退職金が高すぎる」との指摘もありました。私は、こうした問題にもメスを入れて、1999年には役員の退職金廃止と役員報酬の引き下げも実現しました。
都議会において行政改革を進め、身を切る改革を断行してきたのは、公明党です。私たちは、さらにムダを削減し、ガラス張りの政治を目指すとともに、都政改革を進めてまいります。