東京都議選(7月2日投票)の告示日である23日まであと3日。電話で語れる都議会公明党の女性向けの実績をまとめました。
☆待機児童解消
東京都は待機児童が多くて大変。その解消に向けて、認可・認証保育所の整備や保育ママの普及などを進めます。これで、今年度中に1万8000人分の受け皿を拡大。2019年度末までには計7万人分を確保します。保育士を確保するために、待遇を上げることも大切です。都独自の賃金補助に、さらに2万1000円を上乗せ。国の補助と合わせると都内では月額平均約32万円までアップします。
☆私立高授業料の実質無償化
東京都では、私立高校に通う生徒が多いことを知っていますか? その割合は全国でトップの約6割。公立と私立の教育負担の格差を是正するため、公明党は都知事に強く要望。年収約760万円未満の世帯を対象に私立高校の授業料実質無償化を実現しました。都内在住の私立高校生の3割に当たる約5万1000人が恩恵を受けます。公明党は今後、年収約910万円までの引き上げをめざします。
☆不妊治療に助成
不妊治療に悩む方々に、公明党は寄り添ってきました。東京都は今年度から、不妊検査や、タイミング療法など一般不妊治療の費用を独自に助成します。35歳未満の人が対象で、5万円が上限です。体外受精など特定不妊治療は国の助成がありますが、検査や一般不妊治療は対象外でした。この他、電話相談に応じる「不妊・不育症ホットライン」も開設し、16年度は501件の相談を受けました。
☆アレルギー対策
花粉症や食物アレルギーなど、今や2人に1人が何らかのアレルギー疾患にかかっています。4月からは、情報を提供するサイト「東京都アレルギー情報navi.」を都が開設。疾患別に基礎知識や対応方法を見られたり、医療機関を調べられます。この他にも都では、ほぼ全ての公立小・中学校が「食物アレルギー対応委員会」を設置。教職員が疾患がある子どもを把握し、対応を決めています。
☆女性専用車両導入
混雑した電車内での痴漢行為など、犯罪から女性を守る「女性専用車両」が東京都をはじめとした全国の都市部で広がっています。公明党女性委員会と青年局は05年、導入を求める署名活動を展開し、都議会公明党の議員も積極的に参加しました。公明党が署名簿を添えて国土交通相に行った要望が、実現の追い風となりました。今年4月時点で、全国32事業者・87路線で実施されています。
公明新聞:2017年6月20日付