皆さん、こんにちは! 中島よしおです。
3月30日、「第1回都議会定例会」最終日の本会議で、2017年度予算が可決、成立しました。今年度の東京都予算には、「私立高校の授業料実質無償化」をはじめとした都議会公明党の要望が数多く反映され、その総額は実に約120億円にも上ります。
このうち、「学校や公共施設などのトイレ洋式化」については、前年度の約5倍となる38億円を計上しました。現在、都内の公立小中学校の洋式化率は55%。しかし、残る和式トイレについては、老朽化による不衛生な状態や苦手意識などを理由に、子どもたちが利用を我慢する傾向が指摘されています。
保護者からの改善を求める声を受け、都議会公明党は、かねてから議会質問などで洋式化をはじめ、学校トイレの環境整備を訴えてきました。昨年12月には2017年度年度予算編成に関し、小池都知事に強く要望。その重要性を小池都知事も認識し、予算案に反映されたのです。
公立学校の多くは、災害時の避難所に指定されるため、子どもからお年寄りまで安心してトイレを使用できることが重要です。現在、調布市は91・4%の洋式化率を誇りますが、これは市議会公明党の訴えが実り、早くから積極的に洋式化を推進してきた結果です。
都議会公明党は、2020年東京オリンピックの競技会場となる都立公園や、都営地下鉄の駅など利用者が多いトイレの洋式化を優先的に進め、「人にやさしい街づくり」を実現していきます。