東京VAを活発に推進する党荒川総支部のメンバー。「女子力」を発揮し、地域で共感の輪を広げているコメ(4月12日、東京・荒川区)

コメにちは! 東京で展開中の政策アンケート「TOKYO VOICE ACTION(東京VA=ボイス・アクション)」だけど、VAで掲げる政策が今、丼丼実現しているんだヨネ。若者の声が推進力となって、東京を大きく変えていきたイネ。東京VAもラストスパート。僕も頑張るコメ~。

東京VAは、(1)議員報酬20%カット(2)最低賃金1000円(3)高校無償化・保育士の待遇改善(4)手軽に受けられるガン検診・健康診断(5)モバイル端末の充電スポット設置―の五つの政策が柱なんだヨネ。みんなの集めた「声」が追い風となって、VAの政策が実現し始めているんだ。

これまでに半数以上の支持を集めているのが「高校無償化・保育士の待遇改善」なんだけど、都議会公明党が推進して、都の2017年度予算で実現させたんだヨネ。

都は4月から、年収約760万円未満の世帯を対象に、私立高校の授業料を実質無償化したよ。保育士の処遇を良くするため、賃金補助も2万1000円アップさせたんだヨネ。

一歩ずつだけど政策が前進しているコメ。暮らしやすい東京をつくるため、都議会公明党はもっと頑張るから、期待してほしイネ。

東京VAのアンケートボードにシールを貼る小池知事と、小林青年局長、まつば都政改革推進PT座長、青年党員ら(3月17日、都内)

子どもにもっと“投資”を 認定NPO法人フローレンス 駒崎弘樹代表理事が語る

駒崎弘樹代表理事

豊富な天然資源を持たない日本の経済を成長させるカギは、イノベーション(技術革新)を生み出す人材の育成にあります。ところが、日本の子育てに関係する予算は、国内総生産(GDP)比でフランスの半分以下にすぎません。

ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマンが研究した「ペリー実験」をご存じでしょうか。就学前の子どもに良質な教育・保育を提供することで、その子らの将来的な犯罪率や生活保護の受給率が下がり、収入は上がるというものです。日本の未来を考えれば、子どもたちに“投資”しない手はありません。

まず取り組んでほしいのは保育園を増やすことです。親が仕事と子育てを両立するためだけでなく、質の高い保育を子どもに与えるというセーフティーネット(安全網)の観点でも欠かせません。家計の状況にかかわらず、誰もが保育園に子どもを預けられるようにすべきだと思っています。

保育園を増やす際に大きな課題となっているのが保育士の確保です。業務が大変なわりに給与は他の産業と比べて安い。その点、東京都が2017年度予算で保育士の賃金補助を月2万1000円上乗せすると決めたのは評価できます。一生懸命に推進した都議会公明党のお手柄ですね。

公明党の青年党員らが実施している東京VAでも保育士の待遇改善が盛り込まれています。こういう分かりやすい制作物で政治を「見える化」するのは非常に良いことです。

地方議会の選挙は高齢者の投票率が高くなりがちで、高齢者の意見が過剰に政治に反映される「シルバーデモクラシー」に陥りやすい。そうした中、世代の多様性を尊重するためにも、若者を巻き込み、政治を考える機会を提供する東京VAは、素晴らしい取り組みといえるでしょう。

公明新聞:2017年4月17日付